情報誌「アトリエふじのくに」の取材で、伊豆へ行ってきました
2016年07月15日
2014年ふじのくに留学生親善大使
車 麗 虹さん(シャ レイ コウさん)
中国出身
「木」をテーマにした伊豆の旅
静岡県が発行している「アトリエふじのくに」という情報誌では、県内の留学生が静岡の魅力的なアートスポットを紹介しています。秋号は「木」をテーマにした伊豆の旅で、アトリエ制作スタッフの皆さんと伊豆へ行ってきました。
私は日本に来てからずっと静岡県に住んでいますが、伊豆に行くのは初めてです。非常に興奮して、朝、とても早く起きてしまいました。
クロモジという木で黒文字を
10:30に「ありしろ道具店」に着きました。伊豆のクロモジという木で黒文字を作ってみました。学校の茶道部で黒文字を初めて見たときは、茶道について何も知りませんでした。黒文字を見て、お箸のような形で、見た目も可愛くないし、正直、路上で適当に拾った小枝のようにも見えました。でも、茶道の先生の説明を聞いたら納得しました。黒文字の形を見たら、簡単に作れると思いましたが、実際にやってみると難しかったです。力が必要なので、作り終わった時、汗をいっぱいかいてしまいました。
オリンピックの自転車競技「ベロドローム」
その後、「ベロドローム」に行きました。2020年のオリンピックの自転車競技はこちらで行われます。施設の担当者の方から許可を得て、競技用の自転車に乗ることができました。私は小学生と中学生の時、自転車で通学していたので、自転車は得意だと自慢しましたが、いざ乗ろうとすると、サドルが高い自転車だったので乗ることもできなかったです。ブレーキがなくて後ろ回しもできないので、前に進めばなかなか止められなくて、自転車を降りるのも大変でした。
日本語は面白くて難しい
昼ご飯は「東府屋」という温泉旅館でカレーパンを食べました。パンの中にカレーとたまごが入っていて、とてもおいしかったです。最初、「とうふや」と聞いたら、「豆腐屋」だと思いました。日本語は面白くて難しいと感じました。
午後は、「茶気茶気」というコーヒー屋さんに行きました。本来は一戸建の住宅ですが、一階をお客さんがコーヒーを楽しむ場所として使っています。家の前に川が流れていて、とてもきれいな環境です。私は抹茶と和菓子をいただいて、午前中に作ったクロモジで和菓子を食べました。最高です。最後に、麦わら細工店に行き、麦わらで指輪を作ることを体験しました。
良い旅でした
本当に良い旅でした。観光しながら日本人と話して、日本文化もよく理解できて、勉強になりました。風景もよくて、ぜひ多くの人に行ってもらいたいです。
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